ケーススタディ

米バイオテック企業の日本参入

2019年半ば、弊社のクライアント(米バイオテック/ 希少疾病) が弊社の製薬パートナー2名に日本市場参入プランを打診しました。社内のグローバル・エグゼクティブの中でも日本で職務経験があるのは1名のみ、そして職務経歴も20年以上前だったため、日本のリーダーシップチームを立ち上げる際、最新の市場動向をより深く理解したいねらいがありました。

複数のベンチャーキャピタルを経て、競合企業や類似企業の企業構造や給与体系を学びたいクライアントは、リテーナー契約を弊社と締結します。

初めに採用する4つの役職は日本支社の社長含め、薬事(総責)、品質保証(品責)、医薬品の安全保証(安責)のディレクターでした。

ニーズをもとに、弊社のチームは各役職ごと約12〜20人の候補者をショートリストし、クライアントに提供しました。ショートリストを基に、クライアントは各役職ごと6名初期選考を希望する候補者を選定しました。

クライアントの魅力とクラスセラピーの品質の高さにより、各役職ごと最低でも4つ履歴書を紹介する事ができました。

また、クライアント企業本部の積極的なタイムラインにもかかわらず、目標日に間に合うよう最後の2ラウンドを立て続けに行う事ができました。

各ポジションのファイナリストを選定する際、クライアントは弊社のアドバイスに従い役職と求職者の性格の関係に着目し始めました。MBTI診断をはじめ、国内外の製薬会社、メガファーマ、小規模のバイオテック企業、確立された大企業など過去の勤務先での経験をも判断材料として選考を実施しました。

最終的にクライアントは4名の候補者全てを採用でき、全員同じ日に勤務を開始しました。今は従業員が12名まで拡大し、4名の初期メンバーは今もなお勤務しています。